ギネス挑戦

染色は大量の電力エネルギーや水資源を使用します。
当社では、メーカーとしての責任を持って環境の保全に努めております。

水資源関連

排水処理
微生物を用いて汚水を分解
排水処理

排水処理

染色は多くの水を必要とします。使用後の水は自社で適切に処理を行い、きれいな水を河川に戻しています。

汚泥の活用
汚泥の活用

汚泥の活用

排水処理によって排出された汚泥を肥料としてリサイクルしています。

熱エネルギー関連

高効率ボイラ・バイソンサイクロン
高効率ボイラ・バイソンサイクロン

高効率ボイラ・バイソンサイクロン

CO2排出が少ない天然ガスを燃焼させることにより、一般的な重油ボイラに比べCO2の排出を30%程度減少させました。また、ボイラから発生させた蒸気を減圧し、エネルギー効率が改善されたことにより、省エネルギーを実現しました。高効率ボイラと減圧弁(バイソンサイクロン)導入によりガスの使用量を約5%削減させました。

温水回収装置
温水回収装置

温水回収装置

染色機では、精度の高い温度調節を行うために熱交換器(湯せん方式での温度管理)を使用しています。熱交換器を通った水は捨てていましたが、資源の有効活用に向けた取り組みとして、この排水の再利用する為に大規模な設備改修を実施しました。地下タンクを設け、中温域の水は染色水として再利用、ドレン水・地下水・精製水などもそれぞれの温域に分け、適切な場所に分配し再利用しています。ガスの使用量を約5.5%削減、・水の使用量も約2.5%削減となりました。

配管の保温ジャケット取り付け
配管の保温ジャケット取り付け

配管の保温ジャケット取り付け

蒸気配管からの放熱を抑えるため、配管部分には断熱材、バルブや継手部分には保温ジャケットを取り付けました。これらの施工によって配管からの放熱が減少し、ボイラの稼働も抑える事ができ、省エネに繋がりました。また、現場内での暑さ対策にも貢献しました。

電気関連

コンプレッサ・インバータの活用
コンプレッサ・インバータの活用

コンプレッサ・インバータの活用

以前は、レシプロコンプレッサーを16台・スクリューコンプレッサー4台を使用しておりましたが見直しを行い、レシプロコンプレッサーを16台→4台に削減。スクリューコンプレッサーも高効率タイプに変更し4台を3台に減らす事が出来ました。これにより、44kWの節電を実現しました。工場内では、多くのモーターが使用されており汎用モーターが大半を占めておりました計画的な設備更新を行い、トップランナーモーターへの変更やインバーター化を進め省エネを行っております。

蛍光灯のLED化

工場内の照明には蛍光灯が使用されておりましたが、計画的にLED化に変更を実施し社内の95%までLED照明となりました。